おわりに


私は、お散歩と読書とパソコン(インターネット)が好き。
毎日、パソコンをネットに繋がないと、なんだか物足りない。
街の医師会長には、「はな*ちゃんは、ITの申し子だね」とまで言われる始末。
・・・先生、そりゃ言い過ぎでしょう?
でもね、でも、 そんな私でも、
ネット上のコミュニケーションだけがすべてだとは、これっぽっちも思っていない。


だって、

人間には、マシンにはないものがあるんだもの。
きれいな花を見ることのできる目、すばらしい匂いをかぐことのできる鼻、
美しい歌声を聞くことのできる耳、季節ごとの風や、愛する人の体温を感じることのできる皮膚、
おいしいものをおいしいと感じることのできる舌、インスピレーション、

そして・・・

その感動を伝えることのできる表情と、声と、言葉。

それらを使ったコミュニケーションは、
どんなにあたたかくて、人間らしくて、すばらしいものでしょう!


だけど、インターネットは、こんなにも発展してしまいました。
パソコンについての深い知識がなくても利用できるシステムが揃う時代になってしまったのです。

やっぱり、これからの時代、
IT上のコミュニケーションは、必要不可欠なものだと思わざるを得ないのです。

メディアリテラシーは今後の生きる力

画面上の文字だけが、相手とのコミュニケーションの手段となるインターネット上では、
言葉を発する側にも、言葉を受け取る側にも、スキルが求められるでしょう。

だから、私は、コミュニケーションのスペシャリストの蝦名玲子氏と共に、 ITを駆使したヘルスコミュニケーションについての研究をはじめたわけだし、 WEBの向こう側にいるみなさんにも、一緒にスキルUPしていくことを、おすすめしたいのです。


私にとって、はじめてインターネットに触れたときの、新鮮さ、その衝撃は、大きなものでした。
生活にも影響をうけまたした。
今は、まだ、インターネットという場の大半を、インターネット創世記を経験した私世代の人間がしめています。
でも、今後は、生まれたときから、当たり前にインターネットがある世代が、多くなることでしょう。
そうなったとき、ネット上には、思いもしなかったようなイノベーションが起きるのかもしれない。

私は、コミュニケーションスキルを磨くだけでなく、インターネットの創世記を経験したことを強みに、
その変化を、じっくりと、見据えていきたいのです。

WEBの向こう側の皆さん、ネットな場所を一緒に見つめていきませんか?


2005年8月 by はな*



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