【 GHCヘルスコミュニケーション通信 第1号 】 2005.9.29 発行
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発行元 : グローバルヘルスコミュニケーションズ(GHC)
        http://www.globalhealthcommunications.com
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皆さま、こんにちは!
GHC代表&ヘルスコミュニケーション スペシャリストの蝦名玲子(コンシェル
ジュ エビーナ)です。

札幌での公衆衛生学会では、大変お世話になりました。
また、学会に参加されなかった皆さま、いつもご支援・ご助言くださり、
ありがとうございます!
皆さまの励ましのお言葉に勇気づけられ、また、ITが得意な保健師、春野めぐ
み(はな*)さんに助けてもらいながら、今回、無事、メルマガ第1号の発行まで
漕ぎ着けることができました。

これから先、ヘルスコミュニケーションについて一緒に考え活動させていただき
たいと思っている方々や、尊敬し、お付き合いさせていただいている方々に、
毎月、配信させていただきたいと思います。
ヘルスコミュニケーションの視点から、学校、病院、会社、行政などが互いに協
力体制を築いて、人々の健康と幸せにつながる活動をしていくことの素晴らしさ
について考えていけることを願いながら。。。

さて、記念すべきメルマガ第1号は、下記の内容でお送りいたします。
どうぞ、ご笑読ください!!


======= 第1号 INDEX ============================================ 
 テーマ:
  出逢い−コミュニケーション−可能性を広げるチャンス!

1.今月のお知らせ
2.私の運命をかえた『パッチ・アダムスとの出会い』 --- by 蝦名玲子
3.私の可能性を広げた『エビーナさんとの出会い』 --- by 春野めぐみ
4.GHCからあなたへ

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◇◆ 1.今月のお知らせ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

GHCでは、ヘルスコミュニケーションという視点から、
「人の心に響く保健医療者になるための道」に向けて役立つ知識やスキル、感性
を高めるためのご提案をさせていただいています。

< 蝦名玲子の心シリーズ好評発売中 >

★蝦名玲子著(2005).心に響く保健医療者のコミュニケーション術+10人のセレ
ブとの対話.英潮社  〜セレブとは、人々に感動を与えられる、この道のスペ
シャリストのことです〜
http://www.globalhealthcommunications.com/newsletter/kokoronihibiku.htm

★パッチ・アダムス著、蝦名玲子訳(2000).心からのお見舞い.英潮社
http://www.globalhealthcommunications.com/newsletter/kokorokarano.htm

<おまけ>
私たちは、出張と称して、よく旅に出ます。
「安くて良いところに泊まりたい!」 
そんな希望を叶えてくれるのが、このサイト↓ 便利です。
http://www.globalhealthcommunications.com/newsletter/rakuten01.htm


◇◆ 2.私の運命をかえた『パッチ・アダムスとの出会い』 ◆◇◆◇◆◇◆
                         by 蝦名玲子

記念すべきメルマガ第一号では、ワタクシ、蝦名玲子について、知っていただく
ために、どうして私がこの保健医療の世界に入ることになったのかについて、お
話したいと思います。
私はもともとコミュニケーション畑の人間です。米国で教育を受けたのですが、
大学・大学院とずっとコミュニケーションを勉強してきて、卒業したら、メディ
アの世界に入りたいな、と思っていました。

「一年のなかで一番好きな日は、ハロウィーン!」
というくらい、パーティやお祭りがだ〜い好き人間である私の修士論文のテーマ
は、楽しい・嬉しいといった明るい感情が、人の認知プロセスに与える影響につ
いて、でした。しかーし、こんなテーマでも、論文を仕上げる作業は、かなりス
トレスフルで、明るい感情には到底なれないものです。

「もう、ダメ〜!」
と数時間の現実逃避を求めて、見に行った映画が、自分の人生を変えることにな
ろうとは、このときは、知るよしもなかった。

私の人生を変えた、その映画とは・・・

『パッチ・アダムス』というタイトルの映画です。
http://www.globalhealthcommunications.com/newsletter/patch.htm
(- あなたは、ご覧になられました? 人の進路を変えるくらいイイ映画なので
絶対、見てください!)

1960年代、まだ医者の権威主義がはびこっていた米国で、患者と友だち関係を築
き、患者と生活を共にし、友だちである患者を無料で助けてあげ(診療し)、お
どけて患者やまわりのスタッフを笑わせる、実在する医師・道化師のパッチ・ア
ダムス先生をモデルにした映画です。主演は、私の大好きな喜劇俳優、ロビン・
ウィリアムス。映画では、精神病院の入院患者だったパッチが、笑いを医療現場
に取り入れ、無料で患者を診る医師になるまで、が描かれています。

権力や既成概念の枠にとらわれず、自分の正しいと思ったことは何でもやっての
けるだけでなく、笑いから明るい感情を引き出し、その効果を体感しながら治療
に取り入れているパッチ・アダムスとスクリーンのなかで出逢った私は、驚愕し
ました。

「おんなじ明るい感情を扱っていても、論文のために、それを引き出し、情報を
集め、後はコンピューターの画面とにらめっこしている日々を送っている私は、
なんなんだ?! ハリウッドのつくりものではなく、本当にパッチ・アダムスと
いう人がこんな生き方をしているのだったら、スゴイ!」

パッチについてもっと詳しく知りたくなった私は、さっそく本屋で彼の最初の著
書『Gesundheit!』を手に入れました。そして、大切な人からの手紙を読むよう
に、何度も何度も読み返したのでした。

そうこうするうちに、どうしても、直接、パッチと話をしてみたくなった私。
早速、彼にファンレターを書きました。それに、書きかけの論文もひっつけて、
かなり分厚いファンレターを投函したのです。

すると、です。
なんと、1週間も経たないうちに、パッチ本人から返事が届きました。
それも有名人にありがちな、「Dear Ryoko, Good luck on your thesis」という
ような一行メッセージではなく、便箋裏表びっしりに、私の書いたことに対して、
返事をくれたのです。

「パッチ・アダムスは、本物だ」

彼の手紙は、私の心に響き、
「私もパッチのような生き方がしたい」
「健康や幸せについての彼の思想を、一人でも多くの人に知ってもらいたい」
こう強く願い、私は、この保健医療の世界に入ることを決めたのです。
(パッチとは、その後、文通を続け、そのやりとりのなかで、2000年に彼の著書
を心からのお見舞いというタイトルで、翻訳出版することができました ^v^)
http://www.globalhealthcommunications.com/newsletter/kokorokarano.htm

これを書くにあたって改めて振り返ってみて、人との出逢い、そして進路とは不
思議なものだな、としみじみと感じています。パッチ・アダムスとの出逢いがな
ければ、私がこのメルマガをあなたに送ることもなかったでしょう。
この地球上にたくさんの人がいるなかで、せっかく出逢えたのだから、ステキな
関係をつくっていきたいです。


【 蝦名玲子の主な著書 】

★パッチ・アダムス著、蝦名玲子訳(2000).心からのお見舞い.英潮社
http://www.globalhealthcommunications.com/newsletter/kokorokarano.htm

★蝦名玲子著(2005).心に響く保健医療者のコミュニケーション術+10人
のセレブとの対話.英潮社  〜セレブとは、人々に感動を与えられるこ
の道のスペシャリストのことです〜
http://www.globalhealthcommunications.com/newsletter/kokoronihibiku.htm

【 好評連載中 】
★蝦名玲子著(2004.10月〜2005.9月).悩めるあなたのコンシェルジュ
科学&アートなヘルスコミュニケーションはいかが? 公衆衛生情報
★蝦名玲子著(2005.10月〜2006.9月予定).コンシェルジュ エビーナ
のヘルスコミュニケーション相談室. 公衆衛生情報
公衆衛生情報を読まれたい方は、ライフ出版社まで(TEL:03-3815-3714)



◇◆ 3.私の可能性を広げた『エビーナさんとの出会い』 ◆◇◆◇◆◇◆◇
                         by 春野めぐみ

さて。いよいよ、私の出番?
最初は、やはり、
私と蝦名玲子さん(エビーナさん)の出会いのことを書かなくっちゃ!

だって、みなさんも、地域で働く私が、ヘルスコミュニケーション スペシャリス
トのエビーナさんとメルマガを書くようになったいきさつとか、知りたかったりす
るでしょう?( え?別に知りたくない? そんなこと言わないで〜〜〜 )

元来、知りたがりで秘密主義の私、エビーナさんとの出会いも、もったいないか
ら内緒にしておきたいところなのだけど、メルマガ初通信から登録してくださっ
ている皆さんには、出血大サービス! 特別に教えちゃいます!

私とエビーナさんとの出会いの場所、ずばり、それは、インターネット!

エビーナさんの連載「健康生成思考で考える あの人の口説き方・落とし方」
(「保健師ジャーナル」2004年1月〜12月)を読んで、かなり彼女に興味をもって
いた私。

--- だって、彼女の連載には、
「自分で面白そうなことを想像・計画し、創り上げるなかで、本当のおもしろさ
さが実感できる。」なんてことが書いてあって、かなり共感しちゃってたし、そ
れに、何より、コミュニケーションの力のすごさが伝わってきたんだもの ---

連載が終わったあとも、私は、たびたび彼女のホームページを訪れていました。
そして、ある日、勇気をだして、彼女にメールを書きました。

--- だって、彼女と繋がることができたら、たった一人で、細々とやっているW
EB上での保健活動Spring Wind ♪(http://www.fureai.or.jp/~tmw/)の運営が、
もっと充実したものになるかもしれないって、思ったし、エビーナさんのサイトを
訪れている保健師さんたちとも繋がることができるかもしれないって思ったんだも
の ---

『 私、パソコンは得意です。HTMLの知識もあるし、ジャバスクリプトも書け
ます。CGIの設置なども出来ます。左手でマウス使えるから、データ入力作業など
早いです。エクセルも、使いこなせるし、統計に関する知識もあります。 』
なんてことまで書いて、メール送信しちゃいました!!

結果。
たびたび訪れていた、エビーナさんのGHCサイトの制作をお手伝いするようにな
りました。 http://www.globalhealthcommunications.com/

また、このサイト上で、素敵な保健師さんたちとの出会いがありました。
ここで、出会った保健師さんたちと一緒に、ちょっとBIGなプロジェクトにかか
わるようにもなりました。(BIGプロジェクトについては、ヒ・ミ・ツ。笑)
さらに、こうして、エビーナさんと一緒に、メルマガをつくったりもするように
なりました。エビーナさんと出会って、今、私は、新しい可能性に向かって、歩
み始めることができたのです!!


【 おまけ!!保健師さんのための、ワンポイントIT講座 】

WEB上を飛び交う、様々なパソコン用語。
よく耳にするんだけど、いまいち意味がわからない。でも、今さら誰にも聞けない。
そんなパソコン用語を、毎回2つずつ解説しちゃいます!

★「OS」 Operating System
 これがないと、絶対にパソコンは動かない基本ソフトウェア。
 マイクロソフトのWindows、アップルのMacOS、UNIX などがある。
 「OSなに?」って聞かれたら、「WindowsXPです!」って答えましょう!

★「ブラウザ」 Web browser
  ホームページを閲覧するためのアプリケーション。
 IE(インターネットエクスプローラー)
  Mozilla(もじら)
  Netscape(ネットスケイプ)
  Opera(オペラ)などがある。
 「ブラウザなに?」って聞かれたら、「IEです!」と答えましょう。
  ちなみに、私は、 Mozilla(もじら)をよく使っています!



◇◆ 4.GHCからあなたへ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

最後にGHCからあなたへ:

IT時代とはいえ、私たちはコミュニケーションの基本は、アナログ的な人と人
とのつながり、つまり「口コミ」だと考えています。もし、このメルマガを読ま
れて「良かった」と思われたら、あなたの友人、学生、上司、同僚、部下、関係
機関や他のまわりの人たちにも、「GHCヘルスコミュニケーション通信に登録
するといいよ。なんてったって無料なんだから!」と宣伝してください。
登録希望の方は、「登録希望」と書いて、 e-mail までお知らせ下さい。。

また、私たちは、可能性は人とのつながりから始まると思っています。
このメルマガを読まれて何か感じたり、意見交換をされたいという方は、
BBSまたは、メールでの投稿をお待ちしています!
★BBS
http://www7a.biglobe.ne.jp/~globalhealthcommunications/cgi/bbs.htm
★E-maile-mail

最後になりますが、このメルマガの受け取り拒否を希望される場合には、大変お
手数ではありますが、ご一報いただければ送信中止とさせていただきますので、
「受取拒否」と書いて、 e-mailまでお知らせ下さい。


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