【 GHCヘルスコミュニケーション通信 第7号 】 2006. 9.11発行
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発行元 : グローバルヘルスコミュニケーションズ(GHC)
        http://www.globalhealthcommunications.com
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======= 第7号 INDEX ================================================= 

1.エビーナ(蝦名玲子)の心からのメッセージ
 ●人が惹きつけられる生活習慣病予防の秘訣
 ●ヘルスコミュニケーションの波
 ●アートなお知らせ

2.GHCからあなたへ

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◇◆ 1.エビーナ(蝦名玲子)の心からのメッセージ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

いやぁ・・・ 4か月もメルマガ更新を怠ってしまいました。
楽しみにしてくださっている皆さま、本当に申し訳ありません。
心からのお詫びの気持ちを込めて、今回はすぐに使える「心に響く
ヘルスコミュニケーションの秘訣《健康教室編》」を公開しちゃいます!


●人が惹きつけられる生活習慣病予防の秘訣
                         
いまの私の1か月は、1週間大阪、1週間串間(宮崎県最南端の人口2万人ほどの市)
1週間弱東京、残り他の日本全国の市町村、という割合で構成されています。
オフィスの所在地である大阪と同じくらいの時間を串間で過ごしているわけですが、
どうして私がこんなにも長い時間を串間で過ごしているかというと、串間にハッピーで
健康な文化を育むためです。

「ここでは怒り続けたり、落ち込み続けたり、病人気分でいるほうが難しい。」
私の役目は、串間をそんなまちにするお手伝いをすることです。
元気でハッピーなオーラのある人が増えると、まち全体が明るく楽しい雰囲気に包まれます。
それが受け継がれていけば、それが文化として根付くはず。
そんな発想で、市の福祉保健課の皆さんと、なんと大学をつくっちゃいました! 
その名も「ハッピー串間市民大学」。(私はこの大学の顧問をさせていただいています☆)

この大学の講師は、福祉保健課健康増進係の保健師・(管理)栄養士なのですが、皆さん、
集中ヘルスコミュニケーション研修(というか、エビーナ特訓?)を受けられ、
講座の前には必ず、「人を惹きつける」という目線で、エビーナ・チェックをされます。
私のチェック・ポイントは、次の3つのEです。
Educate(教えること), Entertain(楽しませること), Explain(解釈すること)。
言い換えると、聴衆にとって、学びがあり、楽しめて、分りやすく理解できるものか、
をチェックしています。

この視点を持つと、生活習慣病予防の教室だって、科学&アートな空間になります↓

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☆ハッピー串間市民大学レポート☆
(以下、前回の講座の講師、川崎紋美子保健師著)
アー・ユー・ハッピー?
ハッピー串間市民大学2回目の講座のテーマは『ムリなく、ムダなく、キレイになろう!』
まずは、エビーナ先生の「エビーナ・サロン」で、心のふれあいの前に、体のふれあいを通して
ステキな出逢いを改めて体験していただいた後で、ワタクシ、川崎の講座がスタート。
「消費エネルギー」に注目し、しかも「ムリなく、ムダなく、きれいになる」ためのポイントを
2つ紹介しました!
1つ目は、「日頃から意識する」ということ。
姿勢一つをとってみても、意識するのとしないのとでは、見た目に断然違いが現れるのが分かります。
意識するということは、筋肉を意識するということですから、自然と消費カロリーは増えるのです。
日頃皆さんが何気にしている家事もちょっとしたことで、美しい体を作る大きな鍵になるのです。
台所に立つとき、足をバレリーナのようにガニ股にするだけで、あーら不思議。
背中はシャキッと伸び、お腹は力が入り、お尻もキュッっと上がります。
その他にもちょっとしたウラ技を紹介しました。
早歩きと雑巾がけは10分間でそれぞれ40kcal消費します。
これは普通にウォーキングするよりも2倍のカロリー消費となるわけです。
ちなみに車の洗車は、なんと70kcalほどにもなるとか・・・(あくまでも目安です)
ですから、同じ10分間ならば、家事でカロリーを消費したほうが家も車もきれいになって、
一石二鳥というわけです。
ポイントの2つ目は基礎代謝を上げるということ。
私たちは1日2,000kcal摂取しています。
そのうち生活活動の消費カロリーは800kcal、残りの1200kcalは基礎代謝で消費されています。
しかし、最近は1200kcal消費できていない人も多いとか。結局1050kcalしか消費できなければ
150kcalは消費できずに余ってしまって、それが脂肪へと変わっていくのです。
では、基礎代謝を上げようということで、効率的に上げる方法を紹介しました。
基礎代謝に大きく関わっているのが有酸素運動などに活躍する「赤い筋肉」。その赤い筋肉が
たくさん集中している背中の運動を取り入れれば、ムダなく基礎代謝は上がります。
《カンタンにできる赤い筋肉を増やす方法》
1.タオルを両手に持って上に伸ばします。そのままゆっくりと後ろに降ろしていきます。
  10回程度繰り返します。
2.4つんばいになって右手・左足を伸ばします。下ろしたらその反対、左手・右足を伸ばします。
  10回程度繰り返します。
3.うつぶせになってひじで上半身を支えます。足のつま先は立てます。その状態で、身体全体を持ち上げます。
  息を吐き出したら、身体全体を下ろします。10回程度繰り返します。
《ワンポイント・アドバイス》運動の前は身体の筋肉をしっかりとストレッチで解きほぐすと、効果は更に上がります。
せっかく講義に来てもらったので、特別に、「もっとカロリーを消費しよう」と、最後にゴリエの曲に合わせて、
ダンス★ダンス★ダンス★  ノリノリで第2回目の講座を終えたのでした。
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ねっ、文面をみるだけでも、学びがあり、分かりやすくて、楽しそうと思いませんか?

この内容の詳細は、クリニカルスタディ10月号「エビーナのあなたがもっと輝くための
LOVE&HEARTレクチャー」(好評連載中!)をご笑読くださいませ。

蝦名玲子著(2005).心に響く保健医療者のコミュニケーション術+10人
のセレブとの対話.英潮社  〜セレブとは、人々に感動を与えられるこ
の道のスペシャリストのことです〜
http://www.globalhealthcommunications.com/newsletter/kokoronihibiku.htm
も、オススメです!


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●ヘルスコミュニケーションの波

保健医療専門月刊誌『公衆衛生情報』の2年連続好評連載、
コンシェルジュ エビーナのヘルスコミュニケーション・シリーズのDVDが
この冬、発売されることになりました! 

紙面では伝えきれない部分も面白く、分かりやすく学べるように、たくさん
工夫しておりますので、保健師をはじめとする保健関係者の皆さま、楽しみに
しておいてください! 

公衆衛生学会や日本ヘルスプロモーション学会のときには、予約用のチラシを
配布できる予定ですので、ご興味ごさいます方は、私か、『公衆衛生情報』の
徳田社長(http://www.globalhealthcommunications.com/library/0509tokudasan/index.htm)
に話しかけて(お問い合わせ)ください。

また、11月11日・12日に開催される日本ヘルスプロモーション学会
(http://www.jshp.net/jigyou/jigyou_body.html#Anchor-49575)では、
「コンシェルジュ エビーナが贈る ヘルスプロモーション入門」という交流集会を
行ないます。ぜひ、ふるってご参加くださいませ!


さらに、厚労省の「食事バランスガイドを活用した栄養教育・食環境づくりの手法に関する研究」
の一環で、女子栄養大学の武見ゆかり教授や東京医科歯科大学の福田吉治助教授たちと共同で、
ヘルスコミュニケーション研究がスタートしました。
このような素晴らしい研究者の先生方と一緒にヘルスコミュニケーション研究をさせていただくことで
今後、日本でヘルスコミュニケーションが大きく広がるかも、とワクワクしています!

DVDの製作&発売にしても、研究にしても、いま、ヘルスコミュニケーションの波を感じています。
こんな波が来ている「いま」を大切にし、心を込めて、頑張っていきます!


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●アートなお知らせ

クロアチア・ヘルスプロモーション基金活動メンバーが増えました。
ナカモリケンさんという、アートプロデューサーです。さすがプロデューサーで、
私とは全く異なる視点から、助成金申請やファンドレイジングの方法を検討・実践
してくださるので、これからの基金の発展がイイ意味で予測不可能で、楽しみです☆

そのナカモリさんが、コスモポリタカーニバル2006(http://www.pbp.jp/)の一環として
10月6日から8日まで大阪で「ウィンドウ」という舞台(http://thewindow.seesaa.net/)
を上映されます。 私は7日に行くつもりですが、関西圏のまちづくりに関わる方々、
アーティスト、在日外国人、 エコ活動をされている方々などとの交流の場もあるようです。
関西在住の皆さま、 ぜひ、一緒に行きましょう!
(エビーナと一緒に行きたいと思ってくださる方は、ぜひ、ご連絡くださいませ☆)

クロアチア・ヘルスプロモーション基金の活動の詳細は、公衆衛生情報の短期連載
「ヘルスプロモーターが見た クロアチアの光と影」をご笑読くださいませ。


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【 蝦名玲子の主な著書 】

★パッチ・アダムス著、蝦名玲子訳(2000).心からのお見舞い.英潮社
http://www.globalhealthcommunications.com/newsletter/kokorokarano.htm

★蝦名玲子著(2005).心に響く保健医療者のコミュニケーション術+10人
のセレブとの対話.英潮社  〜セレブとは、人々に感動を与えられるこ
の道のスペシャリストのことです〜
http://www.globalhealthcommunications.com/newsletter/kokoronihibiku.htm


◇◆ 2.GHCからあなたへ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

最後にGHCからあなたへ:

GHCでは、ヘルスコミュニケーションという視点から、
「人の心に響く保健医療者になるための道」に向けて役立つ知識やスキル、感性
を高めるためのご提案をさせていただいています。

IT時代とはいえ,私たちはコミュニケーションの基本は,アナログ的な人と人との
つながり,つまり「口コミ」だと考えています。もし,このメルマガを読まれて「良
かった」と思われたら,あなたの友人,学生,上司,同僚,部下,関係機関や他のま
わりの人たちにも,「GHCヘルスコミュニケーション通信に登録するといいよ。な
んてったって無料なんだから!」と宣伝してください。
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