代表 蝦名玲子(えびなりょうこ)よりご挨拶

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代表 蝦名玲子
  クロアチア・ヘルスプロモーション基金
  代表 蝦名玲子(えびなりょうこ)からのご挨拶

約400万人の難民・避難民を生み、うち約80万人の戦争トラウマに苦しむ人々を生み出した旧ユーゴ紛争。 終戦直後は、日本をはじめとする各国のNGOが援助に行き、最低限の整備がなされました。

しかし、「これでやっと円滑に動き出せる」と現地の人々が希望を持ち始めたとき、ほぼ全てのNGOが手を引いてしまい、経済的・人的資源の不足から、今まで行なわれてきたことが、途中で中断せざるを得ない状況になってしまいました。

「ここまでの活動は、何だったのだろう?」
「海外のNGOは仕事として来ていて、だから時期が来たら手を引く。だけど自分達はここで生まれ、ここで生活している。このまちを本当にケアしているんだ。」
(※クロアチア紛争は、被害の激しかった地域が、ブコバルなどのセルビア国境の東部地域に集中したため、戦争被害のない地域との格差が大きいことが特徴です。)

2002年から、戦争被害の激しかったクロアチア東部で、「生きる力」についての調査をしてきた私は、そんな声をよく聞き、もどかしさを感じました。そこで、援助活動のあり方を再度考え、紛争で傷ついた人々が、また夢や希望を持てるような社会をつくるのを支援するためのグローバルな市民活動組織、クロアチア・ヘルスプロモーション基金を設立しました。

争いの絶えないこの世の中、争うことがどれだけ無意味なことか、私たちは実際の生存者から学ぶことができます。援助のあり方を考えることは、愛や希望の持てる平和な社会づくりへとつながるのです。
皆さまも、私たちと一緒に、
愛と平和のヘルスプロモーション活動に取り組みませんか?