蝦名玲子に講演やコンサルティングを依頼するメリット 日本初&オンリーONEのヘルスコミュニケーション・スペシャリストで、保健学博士の
弊社代表・蝦名にヘルスコミュニケーションの講演やコンサル依頼を
しようと考えられている保健医療関係者は、必ず、読んでください。
保健学博士 蝦名玲子

モットーは、研究結果を現場に生かすこと。関西生まれ、関西育ちのため、「研究は、現場で役立ててナンボ」という考え方を持っています。このため、一度、プロジェクトに取り組んだら、深く、長期的に関わります。研究と現場との橋渡しをスムーズにするために、当社(民間会社)を立ち上げ、行政のコンサルタント(一度入ったら、毎月1週間は滞在し、深く関わります)をし、大学で研究をするという、官学民を自由に歩ける環境のなかで、仕事をしています。


蝦名玲子(博士)が日本で初めてのヘルスコミュニケーション・スペシャリストな理由

ヘルスコミュニケーションは新しい分野です。
WHO(世界保健機関)はヘルスコミュニケーションのことを「人々に、健康上の関心事についての情報を提供し、重要な健康問題を公的な議題として取り上げ続けるための主要戦略のこと」と定義づけていますが、この定義が発表されたのも、1990年代後半になってからのことです。

生活習慣病が主な死や病気の原因であることが明確になり、「国民ひとり一人に日々の生活のなかで健康行動をとってもらうためには、どうしたらいいのだろう?」という視点で、CDC(米国疾病管理センター)が1990年代前半、マーケティングの理論を基に、戦略としてのヘルスコミュニケーションのモデルを打ち出しました。実際にCDCの取り組みは効果を出し、いまでは、ヘルスプロモーションの実践や効果評価にも、ヘルスコミュニケーションは欠かせられない存在になっています。これは、CDCの職員構成にも、明確に表れています。

日本ではミドリ理論(本当は、precede-proceed model)の生みの親として知られているローレンス・グリーン博士は、いま、CDCにいるのですが、彼が昨年、オーストラリアで開催されたヘルスプロモーション学会で、こう言いました。

「以前、CDCの職員のほとんどは、医師と疫学者で成り立っていた。でも、生活習慣病への対応が求められているいまの時代、こういった専門職だけでは対応できない。だから、いま、CDCの職員の半分以上は、健康社会学、健康教育学、ヘルスコミュニケーション学の専門家で成り立っている。」(ちなみに、グリーン博士も疫学者ではなく、健康教育学者です)

それくらい、いま、世界では、「いかに、こちらのメッセージを受け入れてもらうか」という視点をもった『戦略としてのヘルスコミュニケーション』の大切さが認識されています。ただ「正確な情報を得るために調査し伝える」だけではなく、「いかに伝えるか」に焦点を当て、科学的(=行動科学や心理学の理論を応用するため、どうすれば伝わるかが明確になる)かつアートな(=人の心をつかむ、心に響く)アプローチ方法を戦略として打ち出していかないと効果がない、と気づいたわけです。だからWHOもヘルスコミュニケーションを戦略として位置づけるようになったのです。

蝦名は、ちょうどこのとき、ヘルスコミュニケーションの生みの国である米国の大学と大学院で、ヘルスコミュニケーションを学んでいました。ミシガン州立大学大学院時代、蝦名の指導教官だったキム・ウィッティ博士は、当時CDCのコンサルタントも兼任されており、この業界の先駆者のひとりでしたが、それでも、蝦名が在籍していたときには、まだヘルスコミュニケーション学部はありませんでした(このため蝦名は、ミシガンではコミュニケーション学の修士号を取得することになる)。ヘルスコミュニケーション学部が設立されたのは、蝦名が卒業した翌年でした。

これくらい、ヘルスコミュニケーションは、新しい分野です。そして、日本にはまだ、ヘルスコミュニケーション学部はなく、現場での取り組みもほとんどなされていません。多分、このヘルスコミュニケーションの確立期から現在にかけて、実際に、学習・研究・実践してきたのは、蝦名だけ。そう自負しているから、蝦名が、日本で初めての、そしてただ一人のヘルスコミュニケーション・スペシャリストです、と冒頭で書いたわけです。

                 ヘルスコミュニケーションについて、さらに知りたい方は → こちら



ヘルスコミュニケーションとヘルスプロモーションの関係

米国のヘルスプロモーション政策『Healthy People 2010』では、
効果的なヘルスコミュニケーションの際に検討すべき項目として、以下の項目をあげています。

 ◆内容の正確性
 ◆利用可能性
 ◆メリット・デメリットのバランス
 ◆一貫性
 ◆文化的に受け入れられるもの
 ◆科学的な根拠
 ◆対象とする人々のうち最高人数に届いているか
 ◆内容の信頼性
 ◆繰り返し
 ◆良いタイミング
 ◆理解しやすさ

米国では、実際に、心理学や行動科学の理論を基に、ヘルスコミュニケーション戦略を練り、その際、これらの項目ができているかを確認することが、評価基準として、政策のなかであげられているわけです。だから、こちらが伝えたいメッセージが伝わらないがために大した活動効果が得られなかった、という結果を避けることができるのです。

私は、帰国してから6年間、「健康日本21地方計画をはじめとする保健政策を実施したものの、うまくそのメッセージが伝わらないがために成果が得られない」という多くの市町村を見てきました。そしていま、「この状況はすごくもったいないことだ、何とか改善できるように貢献したい」と願う気持ちが高まっています。

ヘルスコミュニケーションを、きちんと取り入れさえすれば、こういった問題は解決されます。そして、私には、ヘルスコミュニケーションをきちんと取り入れるために必要な知識とスキルがあります。どんどん皆さまと共有して、創造的なアプローチ方法を一緒につくりだし、ヘルスコミュニケーションを広めていくことが、私のいまの夢です。

ヘルスプロモーションについてもっと知りたい方は → こちら



蝦名玲子に講演を依頼するメリット

蝦名玲子(エビーナ)の講演 感想 メッセージ
↑蝦名玲子の講演を受けた保健師さんからのメッセージはここをクリック!!

●1日研修(5〜6時間)で、ヘルスコミュニケーションの概要や必要性、感覚を体感することができます

●「政策づくりやヘルスキャンペーン、評価に活かす」という大衆を対象に考えた大きなレベルから、
 「一対一の保健活動(対面コミュニケーション)に活かす」という個人を対象に考えた小さなレベルまで、
 いま依頼者が解決したい問題にあわせたヘルスコミュニケーション研修を提供することができます

●ただ講師が話すだけの一方通行的な講演からは、ヘルスコミュニケーションは学べない、と思っているので、
 蝦名は必ず受講生の意見を聞いたり、演習を入れたりします。笑いの欠かせない講演になるので、
 楽しい気分で学べ、講演後、元気になれます。
 (気分転換のために、皿回しや手品、エビーナ・サンバなどを披露することもよくあります)

●楽しい気分になったら、楽しい気分の効果と限界についても、ヘルスコミュニケーション的視点からご説明します。

                   講演の内容とご依頼手順は → こちら



蝦名玲子にコンサルティングを依頼するメリット

●いま、日本には、ヘルスコミュニケーションを戦略として政策をつくったり、評価をしたりしている市町村はありません。
 だから、もしつくったら、日本初の取り組みになります。そして、蝦名はそれを、いかに効果的に宣伝するか、
 という方法も知っているので、まちの認知度を高めることができます。

●海外でヘルスコミュニケーションやヘルスプロモーションに先駆的に取り組んでいる専門家とよく情報交換をしているので、
  WHOが言っている "Think Globally, Act Locally" を実践することができます。

●さらには、そういった国に視察に行くための、「コーディネーター」「通訳」「解説者」という一人三役をこなすことができます。

●フットワークがいいです。

●「官」「学」「民」の間を自由に横歩きすることができます。「官」「学」「民」すべて領域の方といま一緒に仕事をし、「学」「民」
 に所属しているからです。

                コンサルティングの内容とご依頼手順は → こちら



蝦名玲子に依頼するデメリット

●他の講演者やコンサルタントでは物足りなくなり、いつも蝦名をよびたくなる
●海外で5年くらいじっくり暮らして、グローバルな情報ネットワークをつくりたくなる
●大学院進学や独立など、自己のステップアップをはかりたくなる




依頼を検討されている皆さまへ** 蝦名玲子からののメッセージ

 依頼をご検討くださり、ありがとうございます。
 私は、いま、育ち盛りです。今日より、明日のほうが、私は更に、良い仕事をするかもしれません。
 ご依頼者さまと、一緒に成長し、依頼された瞬間には想像もできなかったことを創造することが、私の目標であり、幸せでもあります。
 私とお仕事をすることのメリットに、少しでも心が揺さぶられた方は、ぜひ、ご連絡ください。ヘルスコミュニケーションを共有して、一緒に健康で幸せな社会をつくっていきましょう!   e-mail



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